2014年4月19日土曜日

愛国詐欺!青山繁晴 その1

1,「増税は最初から決まっていた。国民は、こうして洗脳される」【ヤギヌマ】


※これはカレイドスコープさんのFri.2013.10.11  の記事の消費税増税によって日本の財政破綻が早まる-その1の青山繁晴アンカー部分の抜粋です。
私が青山繁晴に騙されていた事を気づいた時のアンカーの解説をしてます。

関西テレビ「スーパーニュース・アンカー」の10月2日「青山のニュースDEズバリ!」で、独立総合研究所の青山繁晴氏が、その内幕を語っています。

しかし、彼も安倍政権を批判しながらも、結局は安倍を応援しているので、安倍に不利になりそうなところで話題を変えてしまう場面が出てきます。
また、青山氏自身が、「中立的見方」と可笑しいくらいに何度も断りを入れながら、消費増税に妥当性があるかのようにほのめかしつつ視聴者を誘導しているので注意してください。
そこだけ気をつければ、青山氏が言っていることは事実なので採用していいのです。



以下、キャプチャーと解説。青山氏の解説は偏向しているので、管理人の見方を加えたものです。

(下のキャプチャーの説明)
安倍総理の政権中枢(麻生副総理兼財務大臣と甘利経済再生担当大臣)は、消費税8%を決断することを早い段階で決めていたが、財務省に悟られないように、今まで、「今回は見送り」の可能性もあり、とひたすら演技していた。(安倍の見送りを「腰砕け」と言っている麻生や石破たちも、安倍と一緒になって芝居をしていたということ)

安倍晋三は、消費増税8%を記者発表する10月1日の前日、青山氏と会ってこう言ったとか。
「浜田宏一・内閣官房参与などの有識者を呼んで検討会議を何度か開き、消費税8%を実行するか、それとも、今回は見送るか検討してきたが、実はその前に、とっくに8%に上げることは決まっていた。あれは演技だった」。


ここでも、原発推進メディア・コングロマリットは、「最後の最後まで考え抜いたベストシナリオを確信」と事実を報道せず、「国民のために、あたかも苦渋の選択をした」と安倍礼賛を続けている。

国民の誰もが、安倍と麻生ともども、「超」がつく経済音痴であることを知っている
その男が、一人になって日本の将来と世界経済を考えたと言っている。どのようにして笑いをこらえたらいいのか。

青山繁晴氏は、「第一次安倍政権のとき、政権を放り出して逃げた、と言われているが、官邸の中にスパイがいて筒抜けだった。今回は、失敗しないように細心の注意を払って、まず身内から騙したのだろう」と安倍総理の独断専行を擁護。

しかし、青山氏が手なづけたスタジオにいる番組の若手司会者たちも、負けず劣らず腐りきっている。
局の司会者は、「(安倍総理は)胸に秘めていたのですね」と、国民を欺いていたことを逆に美化している始末。メディアの世界の人々の知能低下、知の劣化は絶望的だ。



(下のキャプチャー)

青山氏は、「消費税を上げると、景気がさらに悪くなってデフレが進む、という論調でメディアが当たり前のように報じているが、これは事実に反する。その証拠を挙げて見せる」と自信たっぷり。



(下のキャプチャー)

下は、1997年4月に消費税を3%から5%に引き上げたときのGDPの推移をグラフにしたもの。



青山氏は、こう解説する。

「確かに消費税を5%に上げたときは、個人消費が冷え込んでGDPはマイナスとなった。

しかし、その3ヵ月後には反転してプラスに転じた。
アジアの通貨危機、山一破綻によって再びGDPが落ち込んだのであって、消費税を上げたからGDPが落ち込んだのではない」と。これが彼の言う「証明」だそうだ。



アジアの通貨危機や山一破綻など、半年以上前から経済ジャーナリストなどの取材によって、気の利く一般人なら知っていたこと。突然、起こったことではない。



本当の問題は、政府は分かっていたはずなのに、なぜそのタイミングで、わざわざ消費税の増税を行ったのかという謎を誰も解明しないことだ。

政界、官界にこの国の弱体化をたくらんみ、対米従属路線を踏み外さないようにしているグループ(「世界政府主義者」とでもいえばいいのか)が入り込んでいる、と見ないほうがどうかしている。



また、16年前の世界経済、アメリカ経済、日本の経済の様相と比較すること自体が「こじつけ」のナンセンス。途中から青山氏は、本質的な問題からそらしている。これは、番組の尺がないからではない。




(下のキャプチャー)
安倍総理は、有識者会議のキーマン、浜田宏一氏(エール大学名誉教授)が「急に3%上げるのは危険。1%ずつ上げて様子を見るべきだ」と主張しようが、最初から消費税を8%に上げることを決めていたし、そのうちの2%分に当たる5兆円を大企業の法人税の減税分に充当しようと考えていたのです。

つまり、安倍総理は、有識者会議などは茶番で、財務省が横やりを入れないように、また、マスコミがいちゃもんをつけないようにカムフラージュのために使った、と白状したのです。この男に精神鑑定を受けさせないでいいのか。

当初は、「消費税増税分は全額社会保障に当てる」ことを国民と約束したからそこ、国民は8%の増税にしぶしぶ首を縦に振ったのだ。
安倍、麻生、甘利、彼らが国民と約束したことは、すべてが嘘だったことが証明されたのである。
つまり、最初から国民を騙す計画があったということ。


(下のキャプチャー)
青山氏は、安倍総理から直接、「次の段階で消費税を10%に引き上げるなら、現行の法人税35%を29%に引き下げたい」と聞いたという。

青山氏は、ここで話題をメタンハイドレートに切り替えてしまった。
この番組は、青山氏の独立総合研究所の広報番組になってしまっている。
関西テレビも、結局は「関西だから何でもあり。東京キー局で放送できないことでも関西テレビなら放送できる」というのは嘘で、結局、自民党のプロパガンダをやっているに過ぎない。





2,青山繁晴氏の消費税アップの解説を観てください。虚心坦懐に、06:00から観てください

※これはカレイドスコープさんのSun.2013.10.13の記事の消費税増税によって日本の財政破綻が早まる-その2の青山繁晴アンカー部分の抜粋です。
http://kaleido11.blog.fc2.com/blog-entry-2410.html

青山繁晴氏の消費税アップの解説を観てください。
虚心坦懐に、06:00から観てください。



分かりましたか。
青山氏は、消費税を引き上げたからデフレになったのではない、と過去の例をもってきて説明しています。
その理由を「消費税を3%から5%に上げた3ヵ月後にはGDPがプラスに転じたからだ」と言っています。

肝心なことはGDPではなく、その年の国の税収なのですが、それが前年より減ったことに触れてしまうと、消費税の欺瞞がばれて、結果、彼が応援している安倍晋三が不利になるので話をGDPにすり替えているのです。



そして、中立を装いながら、最終的には、消費税を上げた分、大企業の法人税を減税することに正当性があるかのように誘導しています。
これをやると、斎藤貴男氏が警告しているように、一般会計の税収がまたまた減ってしまうのです。




何を言おうが、彼は大企業の減税に私たちの血税が注がれてもいい、と暗に言っているのです。

彼は国民の味方ですが?
それとも、国民を苦しめる狂った政権の味方ですか?
さもなくば、ただの馬鹿ですか?

みなさんが判断してください。





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